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「 シュタデス 」
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「マリー」
「…なに? スピリット」

「………シュタインは」
「シュタインのことはまかせて」
「シュタインは、シュタインは……!」
「何?」

「ぜってーわたさねーからなっ!!」

「は?」

「なんだそれ、二人で逃げるって! かけおちか?! オレおいて! 貧乳! 凶暴女!」

メゴッ

「っっ?!」

~コンクリに穴が開いたヨ(正確には墓石に)~

「黙りなさいよ。誰が好きで、こんなネジ野郎と、ヤニ臭い野郎と、イかれ野郎と二人で行くかぁっ!
ジョーの言ったことがなければ即っ死刑よ!」

「えっ……」

シュタインの解凍度:100%

スピリットのダメージ:100P

死人のダメージ:98P

死んだジョーのダメージ:無限P

ナイグスのダメージ:0P

「さっいきましょっ! シュタイン!」
「え、あ、はい」

「可哀想なシュタイン…」


end
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有無


 無から有は生まれない
 そのために、<犠牲>は必要
 <犠牲>があるから有は在る
 常に有を生み出す我等が<犠牲>をなくそうなど、無理な話


 「なぁ、シュタイン」
 「なんですか? せんぱい」

ある晴れた日の午後、ベンチに二人は座っていた。
青色の空に映える白い雲は風に流され、視界から消えていく。

 「なんでもねぇよ」
 「先輩がそう言う時は何かありますよ」

シュタインは煙草を消し、微笑した。スピリットもそんなシュタインの表情を見て笑った。


 「流石だな。──お前に、何もしてやれない自分が嫌なんだよ」
 「俺は先輩が側にいるだけでいいですよ。ベタですが」
 「だな」

ある晴れた日の午後に平和な時間が訪れた。

まるで、<平和>を誰かが喰い、<不幸>を生み出そうとしているようだ。

end


「せんぱーい」
「消えろ」

「あの、会ってまだ一分もたってないんですけど」
「オレの視界に映るな」

「そこまで嫌わなくても」

「あのなぁ」

 気をぬいたその瞬間、シュタインはスピリットにキスをした。

「しねばか!」
「えー。おくさんとは毎日やってたでしょ?」

「(元)かみさんは、デスサイズ作るのに夢中でやらせてくれなかった」

「へー。じゃ、オレと毎日しよ?」
「誰がやるかバーカ」



少し、考えておいてやるよ。byスピリット
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